アップルとマイクロソフトはカトリックとプロテスタント
マイクロソフトの世界では、「救済」に至る道も百人百様。アップルの世界では、「信者は何から何まで教会の指示に従わなければならない」
という表記されるように、Appleの世界では、Appleの用意した規則に従ったものしかコンテンツとしても利用できず、またそのコンテンツもアップルストアから購入しなければならないという、超独占的な世界をつくろうとしているらしい。
iPadが、爆発的に売れてそのコンテンツとして出版業界も気にして動いているが、このままiPhoneやiPad向けとしたコンテンツばかりを気にして動いていると、全てがアップルの言いなりになってしまうかもしれません。
そういえば、一般通販にてiPodを売らなくしたこともあり、顧客データまで全てを握ろうとしているのかもしれません。
WindowsにIEを組み込み販売したマイクロソフトが、独占禁止法とかで叩かれたのに、その上のことをやろうとしているのは、勝算があるのか単なる企業の拡大という目先の目的しか見えなくなっているのか、これからの動向が気になります。
iPadは新聞も雑誌も救わない(ニューズウィーク日本版)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100623-00000302-newsweek-bus_all
違うなぁ。Apple信者に言わせてもらうと、みんなAppleという企業を誤解してるよ。
GoogleとかMSが一社独占を狙っているのに対して、Appleは一社独占は狙わない。
AndroidでもPalmでもWindowsでも使いたけりゃ下さい。選択肢はたくさんあるでしょ。
ただし、全てのスマートフォンの中で最高級で最先端はウチの製品ですよ。そこは譲らん。
というのがAppleのスタンス。
iPhoneやiPadだって、いずれは安価で自由なAndroidに追いやられることは自明。
でもそしたら、また何か新製品を作って、箱庭独裁をしけばいいんです。
独占したいなら、iPhoneOSを他社ハードにも開放すればいいだけですしね。
でも、それをやると他社の機嫌伺ってセキュリティー対策などにリソース取られて、
開発スピードが他社並に遅くなり、ごく普通の会社になっちゃうでしょう。
最高級で最先端を追い続けるAppleなら歓迎です。
それを、みんなが購入しなければいけないような見出しで報道するメディアが問題なのかも、実際にまだ持っている割合からいったら少数派なのですから