知床沖観光船沈没事故 23日で1年
知床沖で観光船が沈没した事故の発生からあす(23日)で1年です。乗客家族から運航会社・社長の責任を問う声も高まる中、社長は口を閉ざしたままです。
直接取材の記者に桂田社長 「弁護士さんに言ってください」…知床沖観光船沈没事故 23日で1年 HTB北海道ニュース
一管本部と北海道警察は22日から3日間にわたり現場海域を中心に集中捜索を行います。この事故ではこれまでに20人の死亡が確認されていますがいまも6人の行方がわかっていません。
1年経っても行方もわからず、責任や賠償など何も解決していないようです。軽井沢のバス事故も7年経ってもまだ社長らの業務上過失致死傷の罪の裁判が続いています。
同様の事故を防ぐためのルールづくりは多少でも進んでいますが、一番の原因の決着がついていないようでは遺族の人も区切りがつかずに大変だと思います。
このような裁判の長期化を防ぐためにと、弁護士を増やすなどの対応も考えられたようですが、デジタルデータの証拠が増えた等で公判前整理手続きに時間がかかるようになったとか理由にされていて未だに裁判は短期決着にはなっていないようです。普通デジタルデータが増えればいろいろはっきりして速くなるような気もしますがそこの対応がうまく処理されていないようです。