岸田首相、原発新増設へかじ
岸田文雄首相が原子力発電の本格活用に向け、原子炉の新増設や建て替えを進める姿勢を鮮明にした。「次世代革新炉の開発・建設」と「運転期間の延長」を挙げ、「これらを将来にわたる選択肢として強化するため、検討を加速してほしい」と指示した。
岸田首相、原発新増設へかじ 根強い慎重論、論争必至(時事通信) – Yahoo!ニュース
自民党は2011年の原発事故以降、原発推進の方向へ徐々にかじを切ってきたが、新増設や建て替えは踏み越えなかった「一線」だ。首相は先の通常国会でも「再稼働はしっかり進める」としつつ、新増設や建て替えは「現時点で想定していない」と明言していた。
選挙が終わっての統一教会問題はあるものの次の大きな選挙まで長いということでのこの方針発表なのでしょうか。国葬の開催問題もあり岸田首相の「聞く力」はどこの声を聞いているのかという感じです。
現原発を今稼働する問題は今の電力不足ですが、全国規模での電力の融通など他にもまだできることがあるようにも思えます。都市部の事務所や娯楽施設で極端な節電を行い、製造工場などに影響が無いようにすることもできそうです
また「次世代革新炉の開発」で安全性が担保されたものができれば良いのですが、多分また中途半端な見切り発車的なレベルで建設予定地の選定・決定に地域を二分するようなことになるのは想像できますがどうなのでしょう。原発の放射能という問題は簡単に解決できそうにありませんし、また今はミサイル攻撃や敵軍による制圧なども考えるとなかなか安全は難しいと思えます。
今は検討を加速という段階なら利権がらみや原発だけでない次世代電力をしっかりと選択できるようお願いしたいものです