日本の技術は?福島第1原発 新たに4種のロボット投入
アメリカやスウェーデン製のロボットが、福島第1原発に投入されていますが、日本のロボット技術とはこういうときに役に立たないようです。
文科省が財団法人・原子力安全センターに開発を委託し、2億円をかけて完成させた「モニロボ」こと防災モニタリングロボットは、ガレキの落ちている場所では走行できないとのことで、まったく使われていないとか。
やっぱり技術の使う方向を指示できない政治が間違っているのでしょうね。メーカーや研究者の技術力では優れていても、それを取りまとめて今回のような放射能汚染の中での使用を考えたロボット開発は真剣にされていなかったということです。
これでは、「ロボット大国」だったはずの日本で繰り広げられる人海戦術と海外からのレンタルロボットの活躍は、世界中から日本への不安と失望を招いてもいると言われてもしょうがないです。
これを機に、実際に使えて世界どこにでもにも派遣できる原子力発電災害対応ロボットを日本でつくったらどうでしょう。