致死率100%の風土病猛威
スーダンからの独立の是非を問う住民投票が15日まで実施されている南部で、治療しなければ致死率がほぼ100%の風土病、内臓リーシュマニア症(カラアザール)が8年ぶりに大流行している。
内戦で発症地域に十分な医療施設や医師が存在せず、死者数など実態は不明だが、国際緊急医療援助団体「国境なき医師団」が昨年治療した患者数は、前年比8倍超の約2050人に上っている。内戦で発症地域に十分な医療施設や医師が存在せず、死者数など実態は不明だが、国際緊急医療援助団体「国境なき医師団」が昨年治療した患者数は、前年比8倍超の約2050人に上っている。
カラアザールの症状としては、脾臓(ひぞう)の肥大、発熱、脱力感、消耗などがある。迅速な診断と治療が必要で、治療を受けなければ、患者のほぼ100%が1~4ヵ月以内に死に至る。しかし、適切な治療を受けることができれば、治療成功率は95%に達する。
治療さえ出来れば治すことができるのですが、治安などの問題が解決できずに行き詰まっているようです。
2011年になってまだ半月ですが、豪雪や南半球での豪雨被害に感染病など多くの問題が起きていますね。
こんなときにも、領土拡大や利権で騒いでいる国があるのは困ったことです。