法科大学院合格者ゼロ
姫路獨協大法科大学院が20人を募集して3人が受験したが合格基準に達した人がいなかった。
この法科大学院は16年に開設され、新司法試験の合格者は過去4回で3人と全法科大学院74校中、最少。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100209-00000541-san-soci
これでは、自業自得といってもしょうがない結果でしょう。
合格できない学校にお金をかけていく人はいないわけで、開設当初は結果がないから行く人がいても、4回もの結果を見れば司法試験に合格したい人は行かなくなります。
当初は、法科大学院に入れば7,8割の学生が司法試験に合格して、今年にはその合格者が3,000人を想定していたようですが、去年が合格率で3割を切り合格者数も2,000人となっているのが現状。
教えることが出来る人がいないということでしたら、そこは募集停止・閉講しかないでしょう。
入った学生にも、7,8割が合格するという甘い考えがあったのかもしれませんが、人の人生さらには社会全体に関わることを判断しなければいけない人にそんな簡単になってもらっても困ります。
そして医師のほうも、増員計画のような感じで話が進んでいるかもしれませんが、ここはやはりあるレベルに達しない場合には、医師免許を出さないというちゃんとしたハードルは下げないでもらいたいものです。