派遣や社員だけでなく、事業部や会社も切られる
ビクターの持ち株会社が、音楽部門を売ってデジカメ用にペンタックスを買収するらしいです。
最近、派遣切りや社員のリストラだけでなく、事業部やグループ内の会社ごと売却や廃止などということが行われます。海外では、ハマーやボルボが中国企業に売却されたりしていますが、雇用形態は変わらないといってもそれも、売却先との契約に3年間とかの期限あるだけで、その後はどうなるかわからない。
売った会社は大金をつかみ、買った会社はその企業の歴史や内情には関係なく、3年ぐらい運営してみてだめだったらまた売ればいいやぐらいにしか考えていないのではないでしょうか。これでは会社のために頑張ろうよりも別の安定した会社に移ろうという考えが増えてしまうような気がしてしまいます。
資本主義だからといってしまえば、そこまでですが… これでいいのかと考えさせられます。
ビクターがデジカメ進出、ペンタックス買収へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000674-yom-bus_all
ビクターの音楽部門、コナミに売却へ サザンやSMAPら所属
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000538-san-bus_all